■
●「New Standard Dish」長尾智子著*1
たこライスのレシピだけを見るつもりだったのだけれど、ぱらぱらと15分くらい読みふけってしまった。
長尾女史いわく
味はもちろんのこと、どんな色つや、どんな感触に仕上げたいかが想像できれば、その料理はきっと成功するはず。私にとって、まずテクスチャーが興味の対象。たとえばチョコレートケーキの、ナイフに抵抗するかのような凝縮された濃厚な質感と、なんの飾りもいらない存在感。
想像をめぐらせてみる。テラコッタのような、インドシルクのような、ざらざらした手漉き紙のような、砂漠の砂のような、やわらかく溶けていくクリームのような、枯葉を踏みしめたときのがさがさした感触のような―――思い描いたテクスチャーを目指して、作る。
、、、ふむふむ、テクスチャーかぁ、、、そして想像力ねぇ。。。ん、無性にチョコレートケーキが食べたくなった。
*1: