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例えばイチゴを買うとき、その艶や色から、どれが新鮮で食べごろなのかが判断できる。表面の種が埋まり込んだくぼみに写り込んだ光のハイライトの肌理(きめ)によって全体の表面を理解し、色と相まって、熟した度合いも判断できる。触れればそれがより明確にわかるのだが、店ではそれができない。表面のテクスチャーと光と曲面の曲率によって、中身の度合いが判断されているのだと思った。
・・・・・p35〜36
●「ル・コルドン・ブルーの20の素材と41のフランス菓子」*2
バラ科の匍匐植物。食用される果肉は、植物学的には果実ではなく、イチゴの茎が発達してふくらんだもの。果肉の表面に点在する黄色みがかった種の部分が植物学上の果実である。
・・・・・p22「Fraise」
見つけちゃったのよー。
●「はじめての手作りお菓子」 加藤千恵, 藤本みゆ紀 著*3
初めて買った(いや、買い与えられた)お菓子の本。今の感覚で見ても、かわいらしくっていいんじゃないかな、と素直に思えるお菓子がたくさんのっていて、普通に使えそう。例えばスワンのシューあり、ガレット・デ・ロワあり、きんつばに椿もちもあり、という充実の内容。
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