●「料理歳時記」辰巳浜子著*1

◎しそ


大きくなられては困るところから、どしどし摘みます。(p63より)
こんなに山ほどのしそがどうなるのかというほど摘みます。(p64より)


どしどし摘んだと思われる山ほどの青じそ(うれしいけれど、ここまでの量になると、うっすらと殺意を感じる。いくらなんでも摘みすぎだから・・・)を、無駄にするのも何だか心がひどく痛むので、ブーブー文句を言いながらも保存用に調理。
まず全て水洗いして充分水気を切った後、ひたすら細く刻む(ここまでが大変。後は実に楽なんだけどね。きっと目を閉じたままでも出来ると思う。)。今日は①ごはん用(やや「和」寄り)、②パスタ用(やや「洋」寄り)、2種類の味付けにした。
まず①、フライパンにサラダ油、トウガラシ、青じそを入れて炒め、しんなりしてきたらお味噌で味付け。予め熱湯消毒しておいた保存瓶に詰めれば出来上がり。・・・単純だけど、ごはんによく合う。
つづいて②、フライパンにオリーヴオイル、青じそを入れて炒め、しんなりしてきたら塩、コショウで味付け。予め熱湯消毒しておいた保存瓶に詰めれば出来上がり。・・・こちらはツナ缶やらカニ缶やら(好みで何でもいいんだけど)を加えてパスタソースとして利用する場合がいちばん多いかな。アレンジ次第でどうにでもなってしまうので、かなり使える。
①、②それぞれ4瓶ずつ、あわせて8瓶出来上がった。山ほどの青じそ(ほんと「どうなるのか」って思うよね。)でこれだけの量しか出来ないなんて(ブーブー)。熱を加えるとしゅんとしちゃうんだもん、切ない。。。せめて味わって食べて欲しいなあ。



ともあれ、料理は楽しい。料理をすると元気が出てくるから不思議。

*1:

料理歳時記 (中公文庫 M 41)

料理歳時記 (中公文庫 M 41)