茶箪笥の本
●「十二ヶ月のバスケット」松長絵菜著*1
今日は何作ろうかなぁなんてこの本をぱらぱらながめていると、どのページからも松長さんの人柄をちらりちらりと垣間見れる気がする。松長さん独特の時間が流れ出す。
「ひとつ、ふたつ、みっつ・・・。
数えている間にも、ゆっくりと時は流れてゆきます。
春、夏、秋、冬・・・。
十二ヶ月の流れのなかに、
私なりの甘い時間を見つけました。
果物屋さんにあるFruits Basketのように、
甘い時間を閉じ込めた、
これは、
本棚の中にあるSweet recipes' Basket・・・。
・・・十二ヶ月のバスケットです。」〜前書きより。
レシピも丁寧でわかりやすい。出来上がりのお菓子たちの写真のスタイリングもナイス。使われている食器、カトラリー、雑貨類もいい感じのチョイス。何よりも月ごとに展開される松長さんのコラムを読むとなんともココロ和みます。
10月のレシピより、気になったもの・・・シナモンオートミールビスケット
*1: 十二ヶ月のバスケット―sweet recipes’ basket