原美術館

てくてくてく。
●「舞い降りた桜 ザハ・バディト*1とめぐるドイツ銀行コレクション展」 (2006 3/25〜5/21)

特にすきだったのは、、、

・ローラ・オーウェンズ 「無題 1999」
・ローラ・オーウェンズ 「無題 1998」
・笠原恵実子 「ハンカチーフ ストライプ♯1」
・笠原恵実子 「ハンカチーフ グリッド♯1」
・笠原恵実子 「ハンカチーフ チェック♯1」
・ギュンター・フォルグ 「無題 1983」
・ギュンター・フォルグ 「無題 1983」
・バーンハント・プリンツ 「理想」
・カタリーナ・メイヤー 「降霊会」
トーマス・ルフ 「ジゼラ・ベンツェンベルク」
アンドレアス・スロミンスキー 「液状咳止め薬の輸送システム」
やなぎみわ 「かごめかごめ」
・ペーター・フィッシュリ/ダヴィッド・ヴァイス 「きのこ 11」
・クリス・オフィーリ 「無題(3点) 2000」
・クリス・オフィーリ 「無題(6点) 2000」

やなぎみわって、おもしろい。踊り場に展示されていた「かごめかごめ」に見入ってしまった。見てはいけない奇妙な世界をのぞいているようで、そんな必要もないのについ息を凝らしてしまう。次はどんな展開になってゆくのか、こわいもの見たさに近い感覚でその場から離れられず、結局ひととおり堪能。ちょっと長めかな。そのあと2階の展示を見終えて、1階へ向かおうとした際に階段を下りながら先ほどの踊り場付近の様子を見て思ったこと・・・人が「かごめかごめ」をのぞいている様子、風景というか空間が、まるでそのまま「かごめかごめ」という作品の一部に溶けてしまっているかのようで奇妙なのだ。私もあんな風に「かごめかごめ」をのぞいていたのだろう、たぶん。。。

◆かごめかごめ◆
かごめかごめ かごの中の鳥は
いついつ出やる 夜明けの晩に
鶴と亀が滑った 後ろの正面誰?

*1:1950年、イラクバグダッドに生まれ、ベイルートの大学で数学を修めた後、ロンドンにて建築学を学ぶ。2004年度プリツカー賞を受賞。女性の建築家でははじめての栄誉。