TARTINE2006-01-07

いつもの通り道に、ぽちぽちと可愛らしい赤い実をつけた小さな木がある。風が吹くと一斉に小さくふるると揺れる。枸杞の実。その様子が好きで、よく立ち止まって見つめてしまう。ひとつ手にとってみる。やわらかくて、透明感のある赤がきれい。


カフェラテ。
ホワイトチョコレートフロマージュブラン・ブルーベリージャムがけ。コーヒーと。





さて、画像はやたら丸いハンバーグ。ではなくて、、、ガレット・デ・ロワ(Galette des Rois 「王様のガレット」)。派手さはないけれど(・・・やっぱり王冠をのせるべきかな)、ぎゅっと素朴な美味しさが詰まっている。バターを豊富に使うお菓子ゆえ、カロリーはとてつもなく高いんだろうな・・・一年に一度味わうくらいでちょうどいいのかもね。
◎パート・フィユテ(折り込みパイ生地)+◎アーモンドクリーム。最低限の基本を押さえておけば、たとえ3割の集中力であっても、失敗しないでできるみたい。古畑任三郎に気をとられてなかったら、もっと美味しくできたのかもしれないけれど、これで充分。楽しくユラユラと作ってこそ、気分転換になるというもの。パート・フィユテを作る際にちょっと注意することといえば、○材料を冷やしておく。○道具を冷やしておく。○室温は15℃以下に保つ。○グルテンが出過ぎないように生地を練りすぎない、、、くらいだったかな・・・。
昨夜の焼きたてもおいしかったけれど、温め直して食べる今日のもまた別のおいしさ。というのも、昨夜直径18cmの大きさのガレット・デ・ロワを2台焼き上げたので、昨夜のうちに1台消費したにもかかわらず、今日のおやつ分もう1台存在しているわけ。。。焼きたてのパート・フィユテは枯れ葉が何枚も何枚も繊細にかさなったようなサクサク、ハラハラした危うい歯ざわりが楽しめたけれど、それも今日はややしっとりと落ち着いたためだろうか、中のアーモンドクリームのこっくりとした風味とざらついた食感がより際立っていて、とてもいい。おいしさにムフフとにやけてしまう。フェーブ、今日はあたった。うれしい。