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夕食の後で、いちじく1コ、ぶどう（高尾？）1/2房。どちらも深い味わい、深い香りがしておいしい。フルーツって、よーく、よーく味わうと、ホント複雑な味がするのよね。繊細。

最近、めっきり秋めいてきたせいで、朝も冷えるけれど（おかげでベッドからすんなり抜け出せない。仮病でも使ってさぼってしまおうか、なんて毎日本気で考えている自分が嫌だわ。困る。）、夜の空気なんか、さらに冷え冷えで（・・・私が単に寒がりすぎるのかな）。ということで、オーブンまわりのオレンジ色のあたたかさと、ほんのり甘ーい匂いの漂うキッチンが益々恋しくなるのも当然のなりゆきで。今夜もシフォンを１台焼いた。焼いたのはロックフォール・シフォンケーキ（下井佳子さんの「＋αのシフォンケーキ」のレシピで。カロリーが気になるので、くるみは入れず。その辺は柔軟に。）。混ぜて焼くだけだからなあ・・・『乳脂肪の多いロックフォールは卵白の泡を消してしまうので、メレンゲと合わせるときは手早くする』というポイントだけは頭において。。。難しいこともなければ、恐ろしく時間がかかるわけでもなく（強いて言えば、後片付けのシフォン型を洗うのが面倒なくらい）、普通に焼きあがったので、今日のところはよし。満足。うふふー、幸せ（←しかし安い、安すぎる、これでは安すぎではないか、、、私って）。なんだろうなあ、疲れているときでも、いろいろなことでいっぱいいっぱいなときでも、あえて料理をしたりお菓子を焼いたりすることで簡単に元気になれる気がする。そう、驚くほど簡単に。。。割とすぐに目に見えて明らかな結果が出るからなのかなあ。んー、でも、それだけじゃない、たぶん。。。まあ、食べると元気になる、っていうのは当たり前なんだけれども。
ロックフォール・シフォンケーキ、秋の夜更けに温かい飲み物と一緒に味わうのもいいけれど、白ワインにもとってもよく合う。