最近読んだ本
●「村田エフェンディ滞土録」梨木香歩*1
鸚鵡が叫んだ「Disce gaudere」ディスケ・ガウデーレ(楽しむことを学べ)が、私には妙に深い意味を持って迫ってくる。うーむ。。。 

――その人はこう答えた。「ええ、いつまでも繰り返すでしょう。でもその度に、新しい何かが生まれる。それがまた滅びるにしても、少しずつ少しずつ、その型も変化してゆくでしょう。全く同じように見えていてもその中で何かが消え去り何かが生まれている。そうでなければ何故繰り返すのでしょう。繰り返す余地があるからです。人は過ちを繰り返す。繰り返すことで何度も何度も学ばねばならない。人が繰り返さなくなったとき、それはすべての終焉です。」と。

●「イロハニ歳時記」猪本典子著*2
春〜夏にかけて再読。


●「落合シェフの美味しすぎるイタリア料理」落合務*3
LA BETTOLAの落合シェフの本。やはり料理にまつわる話は魅力的。おもしろい。

*1:

村田エフェンディ滞土録

村田エフェンディ滞土録

*2:

イロハニ歳時記

イロハニ歳時記

*3:

落合シェフの美味しすぎるイタリア料理

落合シェフの美味しすぎるイタリア料理