●「果物を愉しむ100の方法」福田里香:料理/日置武晴:撮影
手にとるといつもわくわくしてしまう1冊。きのう豪快に春一番も吹いたことだし、ボケボケしているうちに花見の季節になってたりするんだろうなぁ今年も。なんて思って『salted cherry blossoms:塩桜』のレシピを改めて確認する。塩桜を作るには七分咲きの八重桜を使用するのだけれど、去年はおたおたしている間に満開になってしまい、時期を逃してしまった。八重桜の咲き始めは、染井吉野が散った2週間後くらい。市販の塩桜は結構高かったりするので、今年はできれば作ってみたいなあ。同じページに載っている『cherry blossoms bath salt:八重桜のバスソルト』にも心ひかれる。八重桜のエキスで塩がペパーミントグリーンになり(わお!)、お風呂にひとつかみ溶かすとほんのり桜の薫りが漂うのだとか。いいね、いいねぇ。


長らく借りていた3冊の本を、こちらが目を閉じていさえすれば小林薫(つまり声が小林薫そっくりなので、彼が話しだすと「美の巨人たち」のナレーションでも聞いているかのように心地よい空気が流れる。話す内容はまるっきり違うのだけれど。えーと、見た目もまったく異なります。)のK先生に返しに行った。眉間にしわを寄せつつ3週間かけて読み終えたというのに、またもや帰りがけに2冊も貸してくだすった。あぁ、どうしよう、、、軽く眩暈が。。。ハァ。
ただ、渦中のライブドアがらみのK先生のお話は興味深く、とてもおもしろいものだった。おもしろい。