ぼんやり音楽 グレン・グールド
春の朝や秋の夜にじっくりと聴き浸りたくなる1枚。
●グレン・グールド「バッハ:ゴールドベルク変奏曲」*1
ピアノの音色に混じって、しばしば聞こえてくる彼のハミングを気にしながら、先日読んだ岡本太郎の「青春ピカソ」*2の中の一節、、、
芸術家の作品が問題ではない。芸術家自体のあり方なのだ。われわれにとって重大なのは、セザンヌの懐疑、教訓であり、またゴッホの苦悩である。すなわち芸術家のドラマなのだ。あとのすべては虚偽である。
というピカソの言葉を思いだしていた。
あぁ、ピアニストつながりで、来月のオスバルド・ベリンジェリが楽しみ。うしし。
*1:
*2: