TARTINE2005-12-05

寒い。朝、時間ギリギリにならないとベットから抜け出せない・・・つらい。
そろそろ厚手のコート出さなきゃ凍えてしまう。


ショコラフレーズ。コーヒー。
みかん2コ。いちご5、6コ。
りんごのクラフティ、味見程度。



ゴッホ×歌川広重×山口智子×ピアソラ。「山口智子ゴッホへの旅 私は、日本人の眼を持ちたい」(BS日テレ)をちらちら観ながらりんごのクラフティを1台焼いた。先日録画しておいた番組(12/23にも再放送されるらしい)。美しい映像だったし内容も意外と面白かった。山口智子が饒舌・・・。流れる音楽が常にピアソラだったのはちょっと意表をつかれた感じ。ギターが奏でるピアソラって、いい。なるほど、“Vincent” van Gogh。トリウンファル(triunfal 勝利)。
パート・ブリゼを作りしばし休ませた後、タルト型に敷きこみ、再び冷蔵庫で休ませてから空焼きする。空焼きした生地の上に好みの大きさにカットしたりんご(レモン汁とシナモンを絡めておく)を並べ、アパレイユ(クレープとほぼ同様の生地)をトローリ流しいれる。粉砂糖をパラパラふりかけてオーブンへ。焼き上げて、熱がとれてから粉砂糖をふんわりぐるりとふりかける。甘く香ばしい匂いが満ちるキッチンは極楽。ますます機嫌がよくなる。私にとって最高のアロマテラピーなのかも。ちなみにクラフティの語源はclafir(〜に詰め込む)。リムーザン地方の方言とか。一般にサクランボでつくるお菓子だけれど、りんごを使うとシャクシャクした食感がたのしいし、これはこれでおいしい。悪くない。


ゴッホが好きだったというお酒「アブサン」。飲んでみたいかも。強そう。そして甘そう。
実際に観てみたい、と思うものが多かった。。。

・「ピンクの桃の木」
・「花咲くアーモンドの枝」
・「アイリス」
・「花咲く梅の木」
・「スフェーフェニンゲンの海」
・「死の床の女」
・「悲しみ」
・「タンギー爺さんの肖像」
・「ローヌ河の星月夜」
・「砂を積んだはしけ」
・「トランケテイユ橋」
・「アルルの跳ね橋」
・「夜のカフェ・テラス」
・「アリスカン墓地」
・「黄色い家」
・「ドービニの庭」
・「オーヴェールの教会」

特に「花咲くアーモンドの枝」と「アイリス」。それから、歌川広重の「名所江戸百景」もかなり面白そうなのでじっくり観たいな。

かけがえのないものは 
遠く手の届かないところにあるのではなく 
この日々の中に、満ちている。

同感。