つづき

EL TANGO VIVOは、熊田洋さん(Pf)と東谷健司さん(Cb)によるシック!で素敵!で深い!タンゴデュオ。きっと自分がもっともっといろんな意味で成長すれば、彼らの音楽の深みに触れられるのかもしれないなぁ。。。日々精進、精進。本覚寺でのコンサートも、7年目、年に2回春と秋にあるので、14回を数えるのだとか。鈍くあやしい光を放つ仏像や、シックなシャンデリアや、落ち着いたトーンのステンドグラスのある本堂での演奏は、毎回信じがたいほど感動的。第1部12曲、第2部12曲、アンコールに1曲。もりだくさんで嬉しいがぎりだが、お2人はきっとへとへとだろうなぁ。もぅ、発するエネルギーがつたわってくるというか、迫ってくるもの。ステキなタンゴの曲がEL TANGO VIVO独特の小粋でお洒落なスパイスで、ますます魅力を増し、後ひく演奏がくりひろげられた。迫力のある演奏にこちらものみこまれそうになる。ふふふ、喜んでのみこまれてきたんだけど。。。コントラバスのソロなんて聴いてしまったらもうメロメロなんだなぁ。東谷さんのコントラバス、ほんと素敵。今回はじめて聴いた、グリジート(コオロギという意味なのだとか)は、熊田さんも東谷さんもおっしゃっていたようにチャーミングで、キュートなリズム。いい感じなり。かなりピアノが難しいのだとか。オラシオ・サルガン作曲なのだそう。大袈裟なのではなく、正直に今回演奏された25曲全て好み。特に、フロール・デ・リノ、ゴロンドリーナス、マダム・イボンヌ、エル・ウルティモ・オルガニート、ラ・カジェシータ、エン・トゥ・コラソン、ペダシート・デ・シエロなんかは、もぅ〜大好き。さらにそのなかで今回も「!」と思ったのは、エン・トゥ・コラソン(オラシオ・サルガン作曲のもよう)、日々聴きひたりたい1曲。素敵なんだ〜、これが。くぅぅ、オラシオ・サルガンさんが気になる気になる。かなりうまいピアニストでもあったのだとか(あれ?もしかして、ご健在なのかなぁ???)。CD欲しいなぁ。。。
今回、熊田さんは目に染みるくらいの赤いシャツ(おぉ!)、東谷さんはプレーンな白のシャツ。めでたい!コーディネートに、クスッ。結構気になってみてしまうんだな、シャツの色。お2人ともいつもながら素敵だったなぁ、メガネ好きでやさしい顔だちが好みの私としては、お2人を見ているだけでもうっとりなのです。。。トークも楽しかったし、満足じゃ、満足じゃ。