(雨のち曇り) ::バンドネオン・コンチェルト::

TARTINE2004-10-11

TANGO SPIRITⅢ(Bプロ)。東京国際フォーラムにて。

一部

二部

  • ア・ミス・ビエホス (オスバルド・ベリンジェリ作曲)
  • ピスシアーノ (オスバルド・ベリンジェリ作曲)
  • タコネアンド (ペドロ・マフィア作曲)
  • 泣き虫 (作者不明 著作権上はアンブロシオ・ラドリサーニ作曲なのだとか)
  • アパシオナード (オスバルド・ベリンジェリ作曲)
  • マランボとミロンガ (オスバルド・ベリンジェリ作曲)
  • クィーンタンゴ (オスバルド・ベリンジェリ作曲)
  • ティエンポ・イマヒナード(オスバルド・ベリンジェリ作曲)
  • アディオス・ノニーノ (アストル・ピアソラ作曲)
  • ラ・クンパルシータ (ヘラルド・エルナン・マトス・ロドリゲス作曲)

たしか私にはコンサートへいっている暇などないはず・・・。・・・ま、年中行事の一つなのでねぇ、今年も行かないと・・・。で、本日ホールAではジョアンのコンサート。あえて私が行ったのはホールC。あぁ、ほんとコンサート途中で「鼻血出ちゃいそう」と何度思ったか。ミュージシャンそれぞれの奏でる音が、個性がすごい!特に今回目立っていたストリングス陣。テクニックもさることながら、とにかく個性派ぞろいなので誰を注視してよいのやら、きょろきょろしてしまったくらい。なかでも特に喜多さん(Vln)、注目。とにかくクール。ポーカーフェイスがにくいなあー。巨匠オスバルド・ベリンジェリは、笑顔の素敵なお茶目でかわいいおじいさんだった。しかし熟練のピアノは想像していた以上のもの。これが本場ものなのかとしみじみ感心、凄い。のりのりで弾いてたし。あぁ、ほんと行って正解。熊田さんのピアノもじっくり堪能できて満足。熊田さんもお茶目な一面がちらり。オープニングのベトチャプリカは、ぞくぞくしたなあ。。。小松さんは、あいかわらず好感の持てるナイスな人。今回も心意気がひしひし伝わってくる感じ。13人編成の「バンドネオン・コンチェルト」は、ただもうすごいとしか言いようがなく、時間にして20数分かかってしまうとんでもなく長い演奏なのだけれど、あっという間のように感じられてしまうのでした。恐るべし。
会場で、ピアニストの林正樹さんらしき人を見かける。本人だろうか。。。きっとそう。別人にしては似すぎなんだもん。


あまりにも集中して見聴きしていたため、もうへとへと。脳が飽和状態。なので本日はこの辺で。。。
来月も年中行事的コンサートあるんだ、こちらはさらに楽しみ。むふふ。