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モデルチェンジでも中味の進歩と共に必然的に出てくるモデルチェンジなら、これは健全なモデルチェンジであろう。しかし、モデルチェンジと喧しくいっている会社ほど中味は概して陳腐なものが多い。もっとも中味が下らないから、表だけでもスタイリングを派手にし、厚化粧するということは無理からぬことかもしれない。
このようなことを言うと馬鹿正直過ぎるというかもしれない。しかし、イヴァンの馬鹿者であっても、良いものを創りたいという意欲とその喜びは十分その苦労を補って余りあるものだと思っている。さあ、よい仕事をしよう。
・・・・・p77〜78
何も古いものをそのまま伝えるのが伝統とは限らない。環境の変化に応じて、真摯に物が造られれば、それこそ本当の伝統の継承と言えるだろう。そして今日の生きた民藝と言えるのではなかろうか。
・・・・・p113
機械でなくては表現出来ない清潔で簡明な姿をしています。機械製品は手工藝品にはない独特の美しさがあり、又、手工藝品は手工藝でなくては醸しだせない美しさがあるはずなのです。手工藝品が美しいからといって、機械でそれを真似て造っても、到底、もとの手工藝品にはかなわないでしょう。又、その逆も言えるわけです。但し、良さそのものの価値については、両者優劣はないはずです。
・・・・・p122
●「パンが残ったら…―recettes de pain perdu」上野万梨子著*2
●「パリのフローリスト」ジュウ・ドゥ・ポゥム著*3
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*2: パンが残ったら…―recettes de pain perdu
*3:
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帰るとむぅちゃんから手紙。元気にやってるのね、よかった。
コーヒー。烏龍茶。チョコレート。
メロン1/4カット。
チョコレートケーキ1カット(1/12)。コーヒー。
とりわける際は慎重に、の図。
構造は、下の層から順に、、、◎チョコレートシフォン(ブランデー)+◎クレーム・ディプロマット、アメリカンチェリー、レーズン+◎チョコレートシフォン(ブランデー)+◎クレーム・シャンティー+◎胡桃。
おやつをもぐもぐ味わいながらNHK「きょうの料理」。司会をしている後藤さんのちっとも冴えない駄洒落が大好物だったりするので、この番組に遭遇すると、とりあえずは後藤さん目当てでつい見入ってしまうのだった。今夜も藤巻あつこさんが講師で旬の梅を使ったレシピ。昨夜の『梅干しの袋漬け』の作り方を見ていてとてもいいなあ、と思ったので今夜は番組が始まる時間には準備万端で待機していた。『にぎやか梅酒』『梅シロップ』『梅の甘露煮』、うーん、どれもこれも試してみたくなる。それはそれは丁寧に品よく作業する藤巻さんの姿には二夜連続で感動。後藤さんもいつもの調子で楽しげ。和むんだなあ、いつ見てもこの番組のテンポは。。。とりあえず今年は梅干しを漬けてみよう、という気満々になっている私。しかし、梅干しにするには梅はまだまだ青い。黄熟するまでこのモチベーションを維持できるかどうかが問題だなあ。
シェリル・ベンティーン
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欲しい。。。
●「ニューサラダブック」*2
本書では、フランス料理、イタリア料理、日本料理、中国料理、フュージョン料理、エスニック料理の8人の料理人が、アイデアあふれる新感覚のサラダ174品を紹介しています。野菜を主体にした爽やかなサラダ、新鮮な魚介類や肉を使ったボリュームたっぷりのサラダ、油を使わないヘルシーなサラダなどバラエティー豊かです。
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